An Automaton in Long Sleep

しっち日記

2017.03.21 23.48

森博嗣著の「カクレカラクリ」をふと思い出して

書棚から久しぶりに引っ張り出してみた



(抜粋)

「あれ、これ完成したんですか?」玲奈が尋ねた。

「うん、まだ調整をしているとこだ。試運転だよ」磯貝は答える。

「何の機械なのですか?」花梨が尋ねる。

「これは、薪割り機だ」磯貝が答える。

「蒸気薪割り機だよね」玲奈が言った。

「ジョウキ?」郡司は一歩近づいた。「あ、蒸気エンジンで動くんですね?」

「そうそう、ここに薪を入れて火を燃やして・・・・・・」磯貝は、ストーブのような部分を指さした。

(中略)

「よし、成功成功」磯貝が嬉しそうに言う。

「薪を割って、どうするんですか?」郡司は尋ねた。

「ん?だから割った薪を使って、これを動かすんだよ」磯貝が答える。

「それじゃあ、なんか、意味がなくないですか?」栗城が笑った顔できいた。

「そうだ、それを教えるための教材なんだよ、これは」磯貝が話す。
「似たようなことを、今、人間はしていないかい?」

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